阿瀬の風景

 
2002年のGWは、北近畿を攻めました。
お隣でありながら素通りしてきた人生を反省し、しっかり目を向けてみようという試みです。
山、山、山、そして温泉。ほんと「自然」をそのまま楽しめました。・・言葉では何とも表現しがたいですが、森林浴っすね、やっぱ。
 
阿瀬渓谷は、兵庫県城崎郡日高町の西部にある国定公園の一部です。鳥取から車で1時間半くらいで、実は案外近場だったりします。
下の地図中央の阿瀬川沿いで、村岡町と日高町の境界付近の金山峠までの一帯が渓谷です。日高町の482号線から渓谷入り口まで、道が整備されていてアクセスは簡単。しかし、そこから一歩踏み込むと原生林っす。
あ、村岡町の方からの獣道(笑)でショートカットを試みるとハマるので、やめましょう。間違って、蘇武岳攻めをやっちまいました。(^ ^;
 

 
遊歩道は、一周すると約6kmで3時間半はかかりました。2時間半と案内されていましたが、とてもとても・・。起伏が結構激しく、一番高い「洗心台」で標高600mとか出てましたが、氷ノ山くらいは登った感触っす。滝を含めて多様な景色を(余裕のある)最初に楽しめる「時計回り」でコースを取ることをオススメします。
 
さて、以下、断片ながら、写真を並べます。
 

 
遊歩道入り口すぐにある阿瀬48滝の代表格「源太夫滝」。写真下にぽつぽつ人が見えるので、大きさが実感できるでしょうか。めちゃくちゃ大きくはないですが、周囲が緑に包まれていて、非常に美しかったです。
 

 
名前を忘れてしまいましたが、これはこじんまりとした滝です。茂みからいきなり現れて、日光と茂みの陰とのコントラストが、これまた非常に美しい。
最初は数百メートルの間に、いくつも滝が点在して、眼が肥えてしまいます。
 

 
原生林の植生も、興味深い(全然、名前とか疎くて知らないんだけど・・。)。シダの群生は、一種の奇妙ささえ感じたのでパチリ。
 

 
遊歩道は標識など人工物がほとんどなく、ゴミもなく、そういう意味からも「自然」を感じたのですが、道はかなりきちんと整えられていて、何ていうかバランスというか調和というか、感じました。
 

 
標高の低い遊歩道の入り口付近に戻ってくると、沢山の花々が道を彩ります。下の方が気温が高めで差が出るのかな?
 

 
今回お気に入りの黄色い花。名前は調べてなくてまだ不明っす。これ、川沿いに沢山、絨毯みたいに咲きまくっていました。
 
さて、僕が見てきたほんの一部ですが、なんか、いいしょ。今度は是非、紅葉の時期に訪れようと、今から楽しみにしています。んで、阿瀬〜蘇武岳・往復9時間コース(愛好家の人のサイト情報)も、死ぬまでには経験してみたいっすね(そういえば林道に雪残ってた。蘇武岳。こわっ・・)。(笑)
 
以下、おまけっす。  
 
 

 
ご存知、天橋立。写真をひっくり返して載せようかどうかさんざん悩みましたが、普通に行きましょ。(笑)
・・っていうか、初めて行きました。この傘松公園からの景色はいいっすね。
 
 
 

 
3月の終わりに花見へ行った時の一コマ。鹿野城跡、天守閣のあった頂からの風景。
何かね、感じたよ、ひらめきみたいに。遠く日本海を望み、山間に広がるこじんまりとした平野。鳥取市街まで車で30分。温泉の湧く、空気も水も綺麗な人口4500人のこの鹿野町。うーん、住んでみたい。田舎志向、いよいよ本格発動か!!(・・って、光害なくて毎晩満天の星空、の一言を忘れるな。俺。(- -;;)

Last modified: Sun May 12 19:45:53 LMT 2002