Nov. 30, 2004 来シーズンへの目標
仕事の方は落ち着いた状況が続くと思われるので、明確な目標に対して長期スパンでの計画的なトレーニングを実践していく。
ただコーチに与えられるメニューをこなすだけではなく、自ら能動的に課題を克服する事が絶対条件と認識している。
 
抽象的な言い回しとしての目標は、
1.泳ぎを軽くする
2.水に乗った進んだ泳ぎ
具体的には以下のタイムへの「定着」である。
1.25m平泳ぎで14秒50
2.50m平泳ぎで32秒25
方法的には、
1.筋力、特に腹筋背筋の強化と体脂肪率の低減
2.キックの強化
3.理想的な重心移動へのフォーム改善
4.各トレーニングの理論と方法論の学習
 
とりあえず思い付く点をノートして行き、徐々にまとめて行こう。
Nov. 29, 2004 今日の練習
アップ 200m
キック 100m×1 (バタ足+バックキック)×2
自由形 片手スイム 25m×4 ローリング意識
背泳ぎ 片手スイム 25m×4 ローリング意識
スイム 200m×1 自由形+背泳ぎ
スイム 50m×8(1’00) 自由形+背泳ぎ
ダウン 100m
TOTAL 1200m
 
今日から本当のシーズンオフ突入。同時に、来シーズンへのスタートを切った訳だ。
練習用スイムスーツを上下着込んで、完全練習モードで挑戦。
筋肉痛は出ていない(出ないのか明日出るのかは全く不明だ)が、最後のインターバルは息が上がってしまった。昨日の100mのレースを考えれば屁でもない筈なのだが、疲れの蓄積は否定できない。
意気込みはさておき、実質、今週はレース後のクールダウン的な位置付けにしなければならない。故障を防ぐ為にも。
 
あ、背泳ぎは当然、稲田さんの泳ぎを思い浮かべながらの筈であったが、水飲んでげほげほーって感じで、イメージトレーニングと現実とのギャップは埋まる筈も無かった。ちーん。
Nov. 29, 2004 第11回石川県マスターズ選手権大会・戦績
午前8時30分までのアップ、午前9時競技開始、その2組目のメドレーリレーから。
身体が起きている筈も無かったが・・・。
 
■160-199歳 男子200mメドレーリレー(2泳) 3位(個人ラップ 33”56)
 
引継ぎは安全策だったが、それでも比較的早く飛んだ方だったかも知れない。しかし、ひとかきひとけり後の泳ぎ出しは不安通りガチガチだった。
後に「前に進んで無かったよ」との指摘された通り、そういう感じはしていた。
入りが15秒中から後半、トータルで33秒56もかかっているから、引継ぎではなく普通に50m平泳ぎを泳いでいたとしたら、16秒ちょっとの入りで、34秒前半まで時間がかかっている計算になる。
折角のリレーなので、いくらなんでも、これはいただけない感じだった。
「朝一発目」は言い訳の常套句ではあるのだが、ちゃんと合わせる努力というか、方法論から真剣に取り組む必要性を感じた次第だ。
 
■30-34歳   男子100m平泳ぎ 1’16”02(1位)
 
リレーから約1時間くらい後だったろうか、身体が起きてきて気力体力共に最も充実していると言っていい時間帯。
100mの練習は出来ていないのが実情だったが、一発勝負、突っ込んで行く覚悟でいた。
 
スタートは練習していた通り、出来る最良の形が自分のものとなっていた。入水時の手の角度の不良によるストリームラインの崩れも全く無かった。
伸びながらも、9割半の全力で突っ込んだ。入りの25mが16秒フラット。
25mから50mで勢いを維持したつもりだが、その最後の5mで国体選手(35歳区分)が視界に入ってきた。もう少し早く出られると思ったが、よく言えば善戦か。しかし35秒半かかってしまったので、希望的目標から1秒程度の遅れである。
50mから75mは、更なる維持への挑戦であった。ラストスパートは期待できないのでここで落ちればもう取り返しは利かず、落ちた分だけタイムに跳ね返るからだ、形相は何振り構わずで、酸素を肺へ供給する事に大半の神経が傾いていた過程であった。
75mを過ぎて、後は死ねるかどうかの戦いになっている。国体選手の背中がはっきり見えた。
最後10mで、上腕と太ももにしびれが生じてきた。・・・実はこれは久方振りの感触だったので、とても嬉しい瞬間だった。走馬灯のように、前回はいつこんな状況まで追い込めただろうか、としみじみしてしまう感覚だった。それまでに心肺機能がゲームオーバーになってしまっていたら、筋肉系に支障をきたすまでに至らず、いわば「力を出し切れなかった状態」「不完全燃焼」という形になる。無論、気力が負けての精神的理由での失速でも同様である。それを乗り越えて力を出し切れている、そして最終的な筋力系のゲームオーバー状態まで追い込められたレースが出来た事には、素直に喜びたい心境だったのだ。
もがいてもがいて、国体選手がゴールしてから「1、2、3・・」と無意識に秒数を刻んで、何秒、何秒、と自己の記録への内面での対峙と時である。
 
全体的には、ターン前にタイミングが合わず3回共流れてしまったのが最大の反省点。あれば無ければコンマ5秒は上乗せできたかも知れない。レース後のコーチからの一言目も予想通りそれだった。
しかし春に京都で泳いだ時より3秒以上速い記録であり、最近では良い記録だったので、次へつながるものとすることが出来たと思う。
 
■30-34歳   男子50m平泳ぎ 33”22(1位)
 
夕刻が近くなっての疲労がピークに達する時間帯、気力で行くしかないレースだった。突っ込む、25mハード×2でやる覚悟だった。
飛び込みは100mと同様に綺麗に決められたと思う。100mの時、実は前からの癖で、直前に若干頭を下げて反動を付ける様にぐらつく感じがしたので、最初から頭を最大限折りたたむ形で位置に着いていた。
ひとかきのプッシュ&スカーリングはちょっと甘かったと思うが、浮き上がりは決められた。そこからは、ピッチを上げての勝負だった。身体の動きについては、よく覚えていない。
ターンも無呼吸での最速モードを忘れずに敢行。失敗しがちな迅速なストリームラインの形成も問題は無かった。浮き上がりもスムーズに行った。そしてラストスパートもそれなりに出来た筈だった。
特に悪い点は無かった感じだが、特に良い印象も無かった。直感として、記録が出たように思えなかった・・・。
後半は、もう少し水に乗ったような感覚が欲しかった。それが無かったので、予想通りレース後にコーチから「後半バテましたね」である。自分が思っている以上に、外見はへたっているのである。
 
万全で望んだつもりだったので最低でも32秒台、との目標もクリアできず、軽くうなだれてしまった。
稲田さんが居なければ、へこみっ放しであっただろう。
 
■160-199歳 男子200mフリーリレー(1泳) 失格(個人ラップ 28”90)
 
(作成中)  
 

試合後のJSSチーム一同
Nov. 29, 2004 第11回石川県マスターズ選手権大会・稲田さん(五輪選手)の模範泳法
稲田法子さんの模範泳法。
衝撃の瞬間だった。
下の写真は、横から泳ぎを観察できる流水プールでの模範の様子だが、この他にも本プールでの模範も衝撃的だった。
 
プールサイドで身近に見るのと、試合を観客席から見るのとでは矢張り大違いで、しかも模範的に泳ぐという意味で見せている事の意義も大きいようだ。
 
一番最初に行なわれたキックの模範泳法では、水面にほとんどしぶきが立たない柔らかなキックであるのに、すーーーーっと進んでいくさまには絶句した。
スイムでは、当たり前の事なのだが、その自然極まりないローリングに驚嘆した。顔から腕が突き出しているように見えるくらいである。
そして、25m潜水のバサロキックは、足ひれが付いているだろう、ああ、そうに違いない、という感じであった。
とにかく百聞は一見にしかず、としか言えない説得力だった。
 

 
↑流水プールでの模範泳法。ローリングで、腕が顔から突き出る柔らかさ。
 

 
↑一生忘れないと思う、衝撃的瞬間。
入水した手は、普通、肘をたたみながら下腕と手のひらで水を後ろへ押し出す形になると考えていた。が、その観念が見事に崩壊した瞬間だった。
稲田さんの腕は、ほとんど肘が折れる事無く、手が一番深い所、身体と腕が90度になる位置まで、まっすぐ伸びた状態であったのだ。入水でキャッチした水はその腕の角度まで水をえぐるように深い位置に押しやられていた。
そしてその次の瞬間、一転して肘はコンパクトに折りたたまれながら、手のひらが一気に水面近くまでスカーリングしながら浮上!
 

 
↑そしてそしてその直後、向きが変えられた手のひらは後方へのプッシュの体勢に入った。
この手は、最後はお尻の下の方まで深く水を押し出す事となる。
 
何と言うか、その手のひらの水中での軌跡というのは、とんでもなく長い経路なのだ。一瞬の出来事なのだが、推進力を得る最大・最長の動きのようだった。
 

 
↑途中で泳法説明を丁寧にして下さった稲田さん。
背泳ぎ専門の選手には(無論、そうでなくても)、神に見えたに違いない。
 
こんなの、一生に何度も見られるものではないので、本当に感謝感激といった感じだった。
Nov. 27, 2004 今日の練習
アップ 200m
スイム 自由形 1000m (20分間泳・プルでゆっくり)
ターン練習
飛び込み練習
ダウン 100m
TOTAL 1300m
 
久方振りに土曜の朝練に参加した。午前9時から泳ぎ込んで最終調整。
1000mは、ゆっくり続けて楽に泳げた。50m20本の感覚で、実質は17分程度だった。
飛び込みを3本、更に確認するようにしっかり取り組んで、これでもう明日の本番を迎えるだけとなった。
明日は朝7時15分集合なので、6時起き。しっかり食べて、早く休もう。
 
出場種目を競技順に確認
160-199歳 男子200mメドレーリレー(2泳)
30-34歳   男子100m平泳ぎ
30-34歳   男子50m平泳ぎ
160-199歳 男子200mフリーリレー(1泳)
Nov. 26, 2004 今日の練習
アップ 200m
スイム 400m×1 キック強め、自由形+平泳ぎ
スイム 50m×4 ハード+イージー
ダッシュ 25m×4
ダウン 200m
TOTAL 1100m
 
ダッシュ3本目の平泳ぎ15”7、4本目の平泳ぎ15”9。
例によってガス欠であったし、眼精疲労から体調がすぐれなかったので、今日はこれでまずまず。
飛び込みはほぼ今の思うところで完成している。
試合への調整がここまで順調に進んだのは初めてかも知れない、と思うほどの出来栄えだ。
結果はどうあれ、過程に悔い無し。
 
さて、試合後の打ち上げは、プールの近くにある お好み焼き屋さん にて盛大に行なう事となった。
コースがクーポンを利用して飲み放題付き2500円!!安っ!!
これまで居酒屋さん系ばかりでこういう所を選択肢に入れたことが無かったが、盲点だった。使える感じだ!
若い女性コーチ陣も参加だし、試合後も熱気が冷めないっすね。あは。
 
ところで、身体作りで、日常の食事にいよいよ神経を尖らせている。
特にレース前はどうあるべきか、立ち読み程度の知識では迷走気味であった。
今回は至らなかったが、これからの冬場は泳ぎ込みと合わせて、本格的に学習して来年夏への身体作りを行ないたい。
Nov. 25, 2004 11/24(水)の練習
アップ 150m
アップ 300m けのび+スイム
ターン練習 10分間
スイム 25m×8 平泳ぎ、自由形
スイム 300m×1
ダッシュ 25m×3
ダウン 100m TOTAL 1125m
 
ダッシュ1本目だけタイムトライアルで、平泳ぎ15”1!!今年のベスト、歴代2番目の好タイム!
これは、試合でのラップでついに14秒台が出せるかも知れない!
 
試合に向けての調整メニューもあと残すところ明日金曜日の1回・・・。
できる事はやったよな、うん。
Nov. 23, 2004 11/22(月)の練習
大津から琵琶湖の西側周りで金沢まで、使える高速を飛ばして約3時間半。
計算通り練習時間にピッタリ帰って来れてしまったので、プールへ直行。
 
アップ 50m×4×2 ウォーキング+スイム、けのび+スイム
スイム 25×4×2 イージー、ハード・イージー・イージー・ハード・イージー
スイム 50m×12(着いてから10秒後スタート、実質55秒サイクル)
ターン練習
ダウン 100m
TOTAL 1300m
 
さすがに長旅の直後で変調であった。最初のスイムで力を入れたら首から左肩へかけての筋に違和感が生じてしまった。(これでは何の為に急いで帰ってきたのか意味が無い感じがしたのだが、練習外に得られる情報もあったので、まあ良しとしよう。)
とりあえず、その違和感は軽度の寝違い程度なので、数日で解消されるとの楽観で。
 
さて、いよいよ次の日曜日に迫った大会であるが、最終的に「500名」の参加人数にのぼる事が判明したと言う。従ってプール側に開始時間の変更が通知され、30分早まって午前9時競技開始となった。(終了時間は未だ未定・・・)
県のマスターズレベルでは例年比からも1.5倍の人数らしいから、オリンピックイヤーを象徴するような感じである。
いやはや、感覚的には全国規模の大会と変わらないかも知れない。
アピールのし甲斐もあるってもんだ。(それくらいの意気込みで。笑)
Nov. 23, 2004 秋の休日

 
琵琶湖を望む日吉大社で、紅葉を楽しんだ。
境内の参道の形状が独特で美しく、それを覆うような木々の色付きがまた格別。
まだ緑のものが多く残っており、これが更に赤くなったら壮観だろうな、と思った次第。
気持ちの良いひとときであった。
Nov. 19, 2004 休暇
明日から4連休を頂きます。
遠出しますんで、ここも留守になります。皆さん、良い週末を!!
 
さて、さっそく23時頃には高速をぶっ飛ばします。
Nov. 19, 2004 今夜の練習
アップ 50m×6 ウォーキング+スイム
スイム 50m×4 バタ足平泳ぎ+自由形
スイム 50m×10(1’30)自由形、平泳ぎ
ダッシュ 25m×3 ダウン 100m
TOTAL 1175m
 
ダッシュは、平16”0、平15”7、自13”1、でバテバテ。
一本目にトラックスタートを試したが、浮き上がりで明らかに失速しているのが分かり、今の私では片足での蹴り出しは上手く行かないと判断。2本目から両足に戻して練習した。
しかし週末とはいえ、もう少し出ないと自信なくなる。これでは、うーん。
 
で、やってみ、バタ足平泳ぎ。こんなにしんどいものか、という位かるく心拍数が上がってくれるから。
足伸ばしっ放しなので、背筋、キマす。タイミングなんて無視で、腕はひたすらかき続けるスタミナ強化練習っす。マジ吐きそうっすよ。
 
全て終わってから、倒れそうになった。
ちょっと絞込みを急激に進めてしまった事と、ガス欠状態での練習だった為だろう。
腰周りは夏の頃に比べて見違えるほど細くなったので、周囲からも言われるようになった。後はこの身軽さを軽快な泳ぎにつなげる事だ。燃料補給すれば、きっと上手く動いてくれる筈。
Nov. 19, 2004 敗因
何故、更新が疎かになっているか、自明である。
こたつでPCに触れない状況だからである。
白旗。 (-_-)/~~
 
根性を入れ直して机に向かうか、デスクトップPCを液晶ごとこたつに据え付けるか、新ノートPC購入のモチベーションとするか、もう少し悩む事とする。
 
#というか、更新どころか、PCに火を入れるどころか、最終的に布団にも行けていない駄目人間・・・。
Nov. 19, 2004 18日(木)の練習
アップ 200m
平泳ぎ スイム 100m×10(2’30)
ウォーキング、ジャンピングスクワット
ダウン 200m
TOTAL 1400m
 
東力の市営プールでの自主練習
100mの練習が皆無の状態なので、せめてもの抵抗である。身体に感覚を強制的に植えつける程度まで。
確かめながらでも1分35秒前後でイーブンに回れたので、状態は悪くは無い筈である。ただ「行くか」「自重か」の、そう、入りの判断はまだ迷っている。来週23日の火曜日にもう一度予定している自主練習の結果を見て、戦略を決したい。
Nov. 19, 2004 17日(水)の練習
アップ 50m×4 ウォーキング+スイム
ロング 900m
  ジョギング 200m
  平泳ぎ キック 200m
  自由形 プル 200m
  平泳ぎ スイム 200m
  自由形 スイム 100m
平泳ぎ スイム 75m×1 ハード
ターン練習
飛び込み練習
ダウン 100m
TOTAL 1275m
 
飛び込み練習で、初めてトラックスタート(スタート台で脚の位置を前後にずらして、陸上短距離の様な感じにする)を試した。
私は前傾にし(後傾にして勢いをつけて飛び出す方法と対照)、反応の速さで前に出る方法で取り組み始めた。
確かにやってみると両足を揃えるよりバランスが取りやすく、前に掛けている足の反応に全てがかかっているので、スタートも切りやすい心象であった。後ろに引いている足は単に身体を支えているだけの役割で、蹴り出しには使えば滑るだけなので気を付けなければならないが、この点の感覚も何となく分かった。
あとは片足分だけになってしまったスタート時のパワーダウンとの差し引きになるが、実際にタイムを計ってみて確認したいと思う。
Nov. 15, 2004 今日の練習
アップ 50m×4 けのび+スイム
スイム 300m×1 自由形 イージー
スイム 200m×1 平泳ぎ イージー
スイム 100m×1 平泳ぎ ディセンディング
スイム 50m×1 自由形 ハード
スイム 25m×1 平泳ぎ ハード
ターン練習
スイム 50m×1 自由形
ダウン 100m
TOTAL 1050m
 
50m自由形のハードは、31秒5で回った。
今度の大会は2フリKで1泳であるが、何としても27秒台の自己記録をマークしてチームに貢献したい。
が・・・。
 
■今日の指摘「クロールのクイックターン」
コーチにちゃんと見てもらって指摘を受けるのは、はっきり言って記憶に無いくらい皆無な状態だった。言ってみれば、まともに練習した事が無い点である。
ターンで壁を蹴る時点において、頭の位置が深くて回りきっていない状態であり、足の位置が比較的浅い部分で壁を蹴ろうとしているようである。この為、斜めに蹴り出す可能性、つまりターンの失敗を招きやすい点が指摘された。
もう少し回って、まずは足の裏で壁を捕らえる位の確実さで接する事を確認した上でけり出してもいい位、との事である。
腰を深く曲げて、足の回転をよりコンパクトに速く行い、水面と身体が水平になるポイントでの蹴り出しの練習が必要と考えられる。
・・・練習時のターンと、レース時の突っ込んでのターンと、意識付けとしては同じ筈なのだが、スピードの違いによる感覚のズレを何とか吸収したい。
Nov. 14, 2004 のと鉄道の旅
蔵くらのマスター主催の「秋の能登半島車窓の旅」に参加した。
この企画は、能登線「穴水〜蛸島」間がもうすぐ廃線となるのを惜しみ、存続運動を行なう一環でもあった。
 
一両を貸し切って、約30名の常連とその仲間達一行は、途中の駅で30分止まって駅舎やホームや線路まで貸し切り状態にしての旅を、思う存分堪能した。
車掌役、車内販売のお姉さん役、その他、なりきり屋さんが大活躍し、汽車にはプロ仕様としか思えないオリジナルのプレートを掲げて、趣向を凝らし尽くしたお手製ツアーは、凄まじい満足度と酒の消費量の中で幸せに続いた。
 

 
二度と来るかどうか分からない終着の蛸島駅。
一つの文化の終焉なのか・・・。
 

 
書の先生が、汽車の揺れをも書体と化して、私たちへ言葉を下さった。
 

 
蛸島駅の掲示を見ると、金沢から蛸島までの(JRを含んだ)乗車料金は、3140円!これは単純比較で「東京−静岡」間の料金とほぼ同じで、能登半島がどれだけ大きいかを実感させられた。
 
山からすぐリアス式海岸状の地形で海が広がり、その狭い隙間のような海岸線の平地を線路が続く。
旅の高揚した雰囲気と、その秋の物悲しい風景との狭間・・・。
 

Nov. 14, 2004 13日夜・久方振りの、あの形式での飲み会
金沢市代表メンバーの先輩の一人のお誘いで、知らない男女が同数同士で楽しむ飲み会に参加した。
実に2年振りの事であった。ちょっと緊張した。
水泳関連の方も多く、同年代以上の面々で皆明るい方ばかりで、非常に楽しい時間を過ごさせて頂いた。
金沢の言葉と地理には少々理解が追いつかず、まだまだという所であったが、まあ、慣れていく事だろう。
 
それにしても、水泳の「遠泳系」に手を染めているその先輩の話は興味深かったが、近付くべきか躊躇する気持ちも無いではない。
そもそも「真面目に競泳一筋」の純粋培養な私には、刺激が強過ぎる。
年末年始にかけて大阪で行なわれるという、24時間を6人で泳ぎ続けてトータルの距離を競う大会など、同じ水泳とは思えない次元の違いである。
やってみたいが、身の程もわきまえるべき点も有るのは事実で、ま、ゆっくり考えて行きたい。
Nov. 14, 2004 13日・九谷焼陶芸教室
会社の親睦行事で、九谷陶芸村にある陶芸館で手捻り(てびねり)の体験をやって来た。
 
絵付け、轆轤(ろくろ)、手捻り、以上の3種類の体験コースがあったのだが、手作りの風合いが出たぐい呑みを作ろうと思い、手捻りにチャレンジ。
先生の指使いを真似ながら、その奥深さに少し触れたのであった。
 

 
私の作成したのは右下の3つ。
一見、湯呑みに見えるが、焼くと2割程度縮むという事で、少し大きめのマイぐい呑みが焼きあがる筈である。
 
しかし、モノを造るのは本当に楽しいなあ、と実感。またそこに色々な技術もある訳で、やった者同士での事後の議論の白熱もたまらなく面白い。機会を利用して体験してみて良かったと感じた。
Nov. 14, 2004 金曜日の練習
アップ 約150m
アップ 15m×10(0’45)
プール壁沿い周回 10分間泳
飛び込み練習 横端から、上から
プール壁沿い周回 約15分間泳
TOTAL 約1000m
 
プールサイドに出てみて、ふと雰囲気が違う事に気付いた瞬間、あ・・・。
・・・コースロープが全て取り払われている。横向きにプールを使った練習という・・・。
横側で一列に並んでの飛び込み練習が、取り払った点が効果を発揮した練習であった。
 
飛び込みは個人的に確かめるような感じでの取り組みであった。
まだ、足を最初に動かす、という事になれておらず、スタート台の上でぐらつくのが正直な現状だ。このまま挑めば、ファイルスタートの危険性も否定出来ない。
足を動かすのは分かるが、同時にその他の各部位の動き、特に腕の位置関係を明確にして定着する必要がある。
 
練習の終わり頃にコーチとトラックスタートについての議論となり、次回は前傾でのトラックスタートを試してみようという方向性になった。足の位置をずらす目的は、この場合は安定性にあるという。しかし、蹴り出しの力の入れ方や配分は全く頭では想像が出来ない。試して身体で感じるのみだ。少々恐怖心があるのは確かだが、次回・・・。
Nov. 11, 2004 昨日の練習
アップ 50m×2m プール底面蹴りスタート+けのび
アップ 50m×2m プール底面蹴りスタート+自由形スイム
自由形 3/4 75m×4(2’30)キック+スイム+ハード
平泳ぎ 3/4 75m×2(2’30)キック+スイム+ハード
自由形 ダウンスイム 200m×1
ドリル 25m×8(1’00)自由形+バタ足平泳ぎ、をハード
引継ぎ練習
ダウン 150m
TOTAL 1150m
 
3/4の前に何かやった筈だが、失念してしまった。
とにかくハード系の練習が多く、疲労困憊した。
 
練習後に、今回も一つ上達のエッセンスを得た!
以前に話した、飛び込み後の平泳ぎでの「ひとかき・ひとけり」について、「ひとかき後に伸びているのではなく、すぐに手を前に戻す動作に入った方が速い」という議論についてである。
すぐ戻さず伸びる場合と、すぐに戻す場合とで、12.5mまでのタイムを実際に計ってもらった。
すると、やはり後者の方が到達までの時間が短い、つまり速く泳げているのである!!!
 
そして次のコーチの一言が、絶大な説得力をもって琴線に触れた。
「かき切ってすぐ戻すその時の連続した動作は、スカーリングになるんですよ。」
 
唸った。はっきり言って、目から鱗が落ちた。と同時に「あ!!!」という気付きだった。
 
たしかに、かき切ってストリームラインを作っているつもりの「気を付け」の姿勢に一旦なってしまったら、もう戻しの手に推進力を引き出す何等の手段も無い。しかし、かき切った反動を利用して手首を返す小さなスカーリングの動作を入れたとしたならば、戻す手によって発生する抵抗は同じでも、小さなスカーリング分だけ推進力を得る事が出来る筈だ。
・・・バックストローク(背泳ぎ)を考えてみれば簡単に分かる事であったが、バックの毎回のかきの最後は、そもそもそうやっているのだ。その理屈だ。
 
浮き上がりのポイントは伸び切った場合より約2、3mは手前となり、25m当たりのストローク数は確実に「+1」となる。しかしその浮き上がり時に得られている泳ぎ始めの初速が全然異なるのだ。
何故その小さなスカーリングがここまで強調されなければならないか、それは、その初速の問題が結果として出てくるからだ。
例えば同じ泳ぎ方をしていても、初速0から泳ぎだすのと、初速5km/hで泳ぎだすのとで、後者はその直後もその初速の流れに乗って泳ぐという事。飛び込みをしてスタートするのと、水の中からスタートする違いを考えれば明らかだ。初速0からそれに相当する速度を得るには、相当な力と時間を要する。つまり最初についてしまった差は、スプリントであればあるほど現実的には取り返しのつかないものなのだ。
根源は飛び込みの仕方によって得られたスピードであるのだが、そこからどれだけスピードを殺さずに浮き上がってこれるのか、という点の話である。
まとめると、浮き上がり時の初速度は、その後の展開に直結する重大なポイントとなるという事だ。
 
「ストローク数が増える事による、ターンでのタイミングのズレを修正する必要がありますね。」
とのコーチの談だが、この点は元々合っていない現状なので、新たなスタートで改めて調整して行こう。
Nov. 09, 2004 鳥取の皆さんへ
因幡ホワイトラビッツ Webサイト を更新中です。
とりあえず、掲示板を使えるようにしました。
 
少しずつでも、地道にやって行きましょう。
大会の記録等、紙をデジタルカメラで撮ったもので構わないのでメール下さい。とりあえずは、私の方でUPします。
Nov. 08, 2004 今日の練習
アップ 100m
アップ 50m×4 ウォーキング+スイム
アップ 50m×4 けのび+スイム
自由形 ドリル 25m×6 片手スイム、フォーミング
自由形 スイム 50m×4 超イージー
自由形 スイム 50m×4 8割の強度
平泳ぎ ハード 25m×2
ダウン 100m
平泳ぎ キック 200m×1
TOTAL 1400m
 
月曜のスクールも久方振りということで、感覚を取り戻す為の練習に終始。
しかし、50m4本の1分サイクルを45秒で回っても息切れするなあ・・・。矢張り炭水化物の欠乏気味でガス欠か。
 
で、今日からシェイカーにプロテインを入れて持参。練習直後に水を入れてシャカシャカして飲んだ。
4年振りくらいにプロテインを口にしたが、進歩しているというか、本当に簡単に溶けますなあ。で、不味くないし飲みやすい。凄いもんだ。
という事で、地道に続けてみようと思う。
Nov. 07, 2004 身体づくり
やっぱ、練習したらきっちりフォローしてあげないと、身体ももたない。
という事でご指摘も受けたので、早速プロテインを買って来た。
とりあえずこれにしてみた。
練習直後に飲まなければほとんど意味が無い、といってもいいようなので、必要分をシェイカーに入れてプールに持参する事にする。そしてその練習した夜は、就寝直前にも飲む。
いい筋肉になりますように。
Nov. 06, 2004 今日の練習
アップ 200m
平泳ぎ キック 50m×5(1’10)
自由形 スイム 50m×5(1’00)
平泳ぎ キック 50m×5(1’10)
ダウンスイム 50m
平泳ぎ スイム 100m×5(2’30)
平泳ぎ キック 100m×5(2’30)
ダウン 200m
TOTAL 2200m
 
今日は東力の市営プールで自主練習。
しかし少し古いとはいえ、市営で複数の屋内プールがあるとは、本当に恵まれている所だ。
矢張り若い女性には敬遠されがちな普通のプール、夜は1コースあたり3人くらいの利用状況で、空いている状況は私には有り難いが。
 
練習日誌は呪文なので我慢して頂きたいが、平泳ぎはキックが命である。足が動かなくなったら終わりである。今の私には全てのメニューがキックでもいいくらいの状況だ。・・・最後の100mのキックは、太ももに乳酸を溜める為の挙動のような感じだった。
 
しかし、終わって屋外へ出て一つ大きく深呼吸したときの、あの爽快感を通り越した快感が忘れられない。
きっと興奮物質が体内に充満してMAX状態なんだろうな、と思ったりするが、あれを得る為にきつい練習もやる気になる、という部分がある。
Nov. 06, 2004 一人鍋

 
一人用に切って詰め合わせてある鍋用野菜は、助かるなあ。
肉は鶏にしたです。
・・・この程度も出来ていなかったので。やれば簡単に出来るのに。
 
美味かったっす。(感涙)
 
・・・雑炊は、これからお腹が空いたらしようかな。食べ過ぎちゃうな。
とりあえず残りの汁は、しっかり保管。
Nov. 06, 2004 豪華ゲスト
28日の大会には、稲田法子がゲストとして参加するという!
野々市マスターズは県マスターズの公認大会ではなく、一施設が主催する大会に過ぎない筈なのだが、その規模と取り組みは県下随一と言える内容のようだ。
過去にも林亨が訪れてエキシビションをやったというから凄い。
 
ますます気合が入るよ。
Nov. 06, 2004 昨夜の練習
アップ 100m+400m
ドリル 25m×16(1’00)
スタート後の水中姿勢の練習 25m×4 ダウン 100m
TOTAL 1100m
 
休館明けのスクールは、完全に身体慣らしの内容。
感覚を取り戻す意識で、これも集中して!
コーチの気持ち自体が月末のレースに向いており、今後上手くメニューを組み立ててくれそう。
Nov. 04, 2004 朝食抜き+似非ベジタリアン
本に感化されて、朝食を摂らない生活が始まって約1週間。
「朝、食べなければならない。」という無言のプレッシャー、そしてそれが出来ない罪悪感のようなものから、精神的に解放されただけでも大きいもののように感じる。摂れないから「何か不健康だ。」というような負のスパイラルも形成されているような感じであったから、本当に気分的に楽になれた。
 
水分だけきちんと摂っていれば、職業柄もあるだろうが、全く問題なく生活できている。
そして慢性的にお腹が膨れたような、もたれたような、そんな不快感も当然ながら無くなって来た。そもそもが、やはり食べ過ぎ・・・。
 
そう考えるとお昼の仕出し弁当の量も過剰であるような感じで、これも思い切って改善してみる事にした。
野菜だけで十分暮らせるという記述もあったので、定価300円相当のサラダをスーパーから買ってきて、これを昼食とする事にした。今日で2日目。
恥ずかしながら、これだけの生野菜をまじめに食べるという事が、出来ていなかった。いざ食べてみると、これはいつも食べていた400円の仕出し弁当全部より、よっぽど咀嚼が必要で、時間のかかる作業である事が分かった。
そうして苦労して食べるせいか、お腹は満たされて、夕刻まで普通に暮らせている。
 
さて、もっとお腹に優しいように、明日からはこの昼食にヨーグルトをプラスする予定である。500mlの大きい奴を仕入れてきた。
生野菜には勿論ドレッシングなどかけないので、単調になりがちな味を、これで少し紛らわす事が出来るだろう。
 
腰周りの余計な肉を減らす作業の一環でもあるので、また変化があれば適宜報告する。
Nov. 04, 2004 昨夜の練習
アップ 200m
平泳ぎ キック 50m×5(1’15)
自由形 スイム 50m×5(1’15)
平泳ぎ キック 50m×5(1’15)
平泳ぎ スイム 50m×5(1’10)
スカーリング 25m×10
ダウン 100m
TOTAL 1550m
 
このままでは心身ともに腐り果ててしまいそうだったので、富樫の市営プールへ行って来た。
ここの室内プールへ入るのは初めてであったが、コースロープの端の方が水面より上に来る感じで、明らかに節水しているような水の入れ方であった。ある意味、これは危険だ。ま、中に入れば普通に泳げるものだったが。
 
約2週間空いてしまったが、退化は最低限に抑えられていたようだ。身体はそんなに重くなかった。ただし、息だけは軽く上がったし、スカーリングで腕はパンパンに腫れ上がってしまった。技術面と体力面、両方とも継続して行かなければ維持できないものだと、毎回思う。
Nov. 01, 2004 帰還
約一週間振りに金沢へ戻った。
やはり戻ってみると、一抹の淋しさが。やはり故郷は、故郷なんだなあ、という感じ。
 
プールも水曜までコーチの研修の為に休館で、金曜からの復帰となるが、丸2週間のブランクという事となってしまう。はっきり言って今月末の試合に向けての調整は、困難を極めそうだ。