Oct. 30, 2001 今日の物理学概論<上>
お昼休みの20分程度、2ページ程度なら集中して学習できている。力学の「質点の運動」からだが、今日は、「積分の式(インテグラル)ってこういう書き方だったけか?!(大々々爆)」という所から、錆付いた脳みそに機械油を大量に注している。
・・しかし量子力学に至るまで生きているのか心配になって来た。
 
Oct. 30, 2001 Light Box
太陽の黒点観測について知っているみんなには分かるだろうが、観測後のデータ処理で、赤道と子午線をスケッチしたものに引く為に、ライトボックスの上で経緯度図を透かしながら作業する工程がある。そのライトボックス、実は個人用に欲しいと高校の時分から密かに思っていた。・・で、今回の会社での廃棄処分で、その念願が遂に叶うこことなった。あ、もう観測から4年近く遠ざかっているし、やってた11年間でもデータ処理、実は嫌いで、ライトボックスなぞたまにしか使わなかった、といかいう物言い無しね。とにかく欲しかったものなので、それがみすみす捨てられて行くのを指をくわえて見ていられない貧乏性なことよ。・・しかし、そのものが凄すぎなんだな。なんの業務用だか知らんけど、幅約120cm×奥行き100cmで、普通の学習机と同程度の広さを持ち、高さは言うまでもなく椅子に座って作業する高さがある、「下からのライトつき作業机」なのだ。シャトルくんに乗るかどうかから話が始まり、一体持ち帰ったところでどうするんだ?という根本問題に容易に行き着く代物なのだ。たまに電気を点けて、ノスタルジックに浸る程度が関の山だろう。・・しかしきっとまた黒点を透かして見る日を夢見て、持ち帰るのみだ。
 
Oct. 30, 2001 早退
会社の都合で、私、昨日今日「仮・定職無し」状態。やることは実はあるのだが、ま、詳細はさておき、アイドルのような状態なのだ。・・ということで今日は16時に退社した。ちょっと面白くないので、途中でスーパーによってジャンクな物を仕入れて帰った。やけ食いの材料である。たまにはいいでしょ。帰って早速湯を沸かし、カップめんを食べ、「CCグレープ」なるジュースを飲み、かっぱえびせんを食べ、缶コーヒーを飲み、キャラメルコーンを途中まで食べて気持ち悪くなった。しかし普段清涼飲料水なるものを口にしないせいか、久方振りに口に入ったその液体は妙に違和感が有った。ものがモノだからか?「うわ、何だこの液体は!?」と一瞬思ったが、ま、すぐに慣れて飲んじゃいましたが。例によってwebしながらウダウダ食べていた訳で、気持ち悪くなったら今度は気が抜けて睡魔がやって来た。おなかをさすさすしながら、お布団でうたた寝。これがサラリーマンの平日の夕刻とは、とても信じ難い状況と認識しながら、正直に身体が欲している休息を甘受することとした。
そして20時になり、プールへと練習に向かった。
 
Oct. 29, 2001 廃品活用
会社の都合で今廃品の処理をかなり大掛かりでやっている。古いPCなぞゴロゴロ出るで、ここぞとばかりハイエナな人々は廃品の海原を満喫するのである。ということで私も有識者のアドバイスを得ながら完動のマシンを一台したてることに成功した。箱は富士通のFMVで133MHz。自宅でサーバを立ち上げる分には別に不足は無いものだ。基本的にもう動くものがそこにあった訳だが、CPUは他の所から引っぺがして来たPen166MHzにアップし、1.6GBのHDDをこれまた引っぺがしてきて計約3GBに充実。メモリもソケットが二つしかないが、一枚を64MBに差し替えて96MBにした。NICもこれは確かオンボード。申し分ないものに仕上がった。HDDにはもともとFreeBSDがインストールされている(当然、窓達など入っていない)が、勉強しないとな。最新バージョンがここ一週間くらいで出るそうなので、それでまたインストールからチャレンジかな。
17インチのモニタ、家には場所とりでイヤなのだが無いので仕方が無く一台。マウスは要らないがキーボードとセットで。そしてこれは番外編だが、MacのSE30、これもジャンクで転がっていたのでオブジェとして持ち帰ることに。嬉しいのはこれについてくる「角型マウス」!!たまらん!!
 
結局やりたいことがなんだかんだ言っても、お家でWebサーバー立ち上げの最終目標はUNIXで!!が暗黙の了解なので、この道具を使いこなすことも入ってきちゃうな。(_ _)
 
Oct. 28, 2001 毎度の「心の入れ替え」
仕事がらみのモヤモヤした気持ちを放出したところで、有言実行へ移さなければならない。昨日も書店で実用書・ビジネス本の類にかなり目を通したが、一貫して目に留まる言葉がある。如何に時間を無駄にしないか、という系のお言葉である。その一つが、目が覚めたらすぐに起きる、そう、もう聞き飽きたよ、って奴だ。しかし僕は休日の今日、これを実践した。休日はじっくり休養すべきものだが、同じ時間である。惰眠を貪るのは勿体無いんだな、やっぱり。睡眠時間を少し多めに取るのであれば、それは夜に回して早めに寝るようにして明日に備えれば良いと換言した。そのことで月曜日の早起きもしやすくなるからね。・・当たり前のことが出来なければ特別なことは出来ない、と常に謙虚に、不十分な点を少しずつ見直して行こう。うん。
 
あと、「やりたいこと」論議で、僕は「学生の頃、もっと勉強していれば良かったなあ・・。」という超凡人的後悔をしているので、空き時間に勉強しようと思っている。恥ずかしくて仕方が無いが、もう等身大で行くしかないので告白してしまうと、僕は物理科を出ていながら、量子力学の「り」の字も実は理解出来ていない(赤面)。・・同じ勉強ならすぐにでも役に立ちそうな仕事の勉強をしたいところだが、それではこの後悔は一生消えることは無い。慰めでいいから、こういったちょっとした淋しさを取り繕う自己満足的行為を発動せずにいられない気持ちになって来た。・・ということで、初歩の初歩、物理学概論<上>から・・。一日2ページ目標で。
 
Oct. 28, 2001 GAME OVER
この一週間は人生経験の為に(?)Diablo II というRPG系のゲームに時間を費やした。その時間、一日約5時間平均で計30時間以上は捧げたのであろうか。嗚呼・・。
自分なりの結論は、やはり時間をかけるだけの価値を見出せない、に尽きますか。時間潰すのにはこの上なく有益なツールながら、潰す必要の無い時間まで投入する理由がどうしても無いっすね。同じエンターテイメントで置き換えるなら、推理小説でも読んであーだこーだ考える方がまだ面白いかも知れん。
ということで、ゲームオーバー。また今度、友人宅にて遊ぶ材料に・・。(あ、俺、煙草スッパリ止めたように、見切りつけたら簡単に止められる人です。)
 
Oct. 27, 2001 登山後の半日
下山したその足で富士書店へと急行した。思いがけず時間に余裕が出来たので、どんな本が出ているか確認することにしたのだ。話題の新刊コーナーにはアフガン関連の本が多数並んでいた。amazon.co.jpで検索をかけた結果より多くの品揃えであると感じた(店頭での検索とネットでの検索の分かりやすさの相違、という要素が大きいかも)。やっぱ逆転することもあるんだな、特にタイムリーな時事関連については。そりゃいくら地方の本屋さんでも、競争だもんね。
結局店内を歩き回ること2時間、登山並みに疲れてきたぞ。脚もいよいよ棒になって来た。本のチェックは大いに成果を上げたが、肝腎な「買いたい本」は結局無かった。正しくは、無いと言えば嘘になるが、家にも未読なものが山積しているし、パラパラしてもぐっと来るものが無くて。でも手ぶらで出るのは×(ある読書家による、入ったら最低一冊は手にして出るべし、との格言が引っかかっている)なので無理やり文庫本を取って出た。それも『やりたいことがわからない人たちへ 人生にとって「仕事」とは何か?』というベタなものを。(大笑)
 
さて、帰宅して夕刻17:30。僕にとってはめちゃくちゃ中途半端な時間だ。プールは19:30。・・悪い予想は的中した。その空き時間でwebを始めたとたん、睡魔に強襲される。復活の呪文も虚しく、布団に沈んだ身体はもうピクリとも動かなかった。ちーん。
 
・・・そしてお昼寝状態の深い睡眠から復活したのが21:30。ここから想像を絶するテレビ漬けに陥る。NHKの特集番組からスポーツニュース、ブロードキャスター、99、再びNHKへ戻って「お笑いオンエアバトル」。流石にこれではダメだと、ダーマ&グレッグは諦めたが。しかし「お笑いオンエアバトル」の質はどーね?心の広い私も、ここまで来るとちょっと淋しい気分になる。関西の人に言わせれば、レベル低すぎて最初から見向きもしない対象であろうが、私が笑わなくなたら多分本当に終わりだぞ。
 
Oct. 27, 2001 氷ノ山
昨夜は何か書きながら寝てしまったような、中途半端な睡眠で不安だったが、朝7:30に(起こされたのだが)きっちり起きることが出来た。何度も何度も書いたが、起きる時間帯が自分にとってすごくタイミングが合った場合には、この上なくスッキリした目覚めが約束されることよ。今朝も4時間ほどの睡眠時間ながら、最近になく寝起きが良かった。ひとえに起きる時間帯の問題なのだと個人的には納得してしまったが・・。
 
さて、氷ノ山登山である。標高1500mで、付近では大山(1711m)に続く第二の高峰のようだ。麓のキャンプ場やユースホステルを子供の頃に利用したり、最近では雪山にスキーに来た記憶があるが、山頂目指しての山登りは初めてで、少々ワクワクもしていた。
集まったのは会社の「夏山も愛する会」の計6名(含お子様1名)で、昨年の大山登山からは人数が激減した。ま、その時集まれる人でその時々の活動をしているものなので。
市内から約1時間半で中腹の駐車場までたどり着いた。天気が良かったので、ドライブだけでも相当楽しい気分になっていた。そして早速登山開始・・。「いでだち」なのだが、私は普段着でジーンズとヨットパーカーと帽子とナップサック、そして変哲のないスニーカー。山を小馬鹿にしているような服装だが、ハイキング気分なので仕方がない。登山道は4〜5km位か。早速、結構急な段を登って行かなくてはならなかった。幸いなのは、しっかり段は舗装されていて足元がしっかりしていたことだ。・・しかしすぐに息が切れ始めた。
 
5合目に相当するであろう山小屋に着いた。距離的には3分の1程度まで来て、30分位は登って来たであろうか。そこにはにぎやかな雰囲気があった。結構たくさんの人が登山を楽しんでいるのだ。
 
そこは行く先の分岐点になっていて、こっちに行くとどうなるのだろう、などと話していると、近くにいたおじさんがこんこんと説明を始めてくれた。常連さんらしい。曰く「そっちからくると朝日が綺麗で、雲海がバーッと広がって、すごいよ。」そうか、上り口を変えれば風景が変わるのは当たり前だが、実際そこまで違うとなればしっかり考えてみる価値はありそうだ、と納得してしまった。「山に登るために、毎日走っているんだよ。特に冬山に登る為には、一日にマラソンを2本分くらい出来ないとダメだ。一日に6000kcal消耗するんだから。」・・ヒョエー。次元の違う話になって来た。ジーンズのおいらに話すなよ。しかし興味深い話だ。一言ぽつりとおっしゃることがとても新鮮で、実際にされている方からの言葉には有無を言わせぬ説得力がある。「山に来ないと呼吸が出来なくなるんだよ。」それは何となく分かるな。僕が、泳がないと何か気持ち悪くて体調まで変になる、というのと同類だ。日課になってしまっているんだな。「やっぱり冬山だよ。あの美しさと言ったら・・。家族には遭難しても探さないでくれと言ってある。死んでそれで土に帰れればいいよ。」僕が覚えているのは長野県安曇村のテリトリーにある岩岳スキー場で見た冬山だ。無論スキーでリフトに乗せてもらったのだが、奥に分け入って、そしていきなり開けた視界には、何とも形容しがたいパノラマが広がった。スキー場でない方向に真っ白な山がバーンと。そういう美しさは僕にも理解出来る。・・しかしそこまで言い切れるとキチガイだな。
 
ほんの数分だったが普段接することのない人種からの気持ちを分けて頂いて、山頂へと歩みを進める。そこからは比較的平坦な道も多く、ハイキングの様相を呈して来た。針葉樹中心から広葉樹へと植生も変化し、展望もよくなって来た。特に紅葉が綺麗、というのが手に取るように身近には感じられなかったが、振り返って、来た方向を眺めると、山の一面は赤系のじゅうたんを敷いた様に見えた。決して派手ではないが、しっとり染まっているようで美しかった。何より天候が良好で視界も利き、澄んだ空気が景色をすっきり見せているようだった。
 
間もなく山頂についた。正味1時間半。これは良い運動になる程度のコースだ。特別厳しいことはない。景色は特別絶景と言う訳ではないが、遠くは大山まで見通せるパノラマだ。気温は体感約10度。汗がにじんだ登山も、すぐに身体は冷えてきた。レジャーシートを広げ、早速お昼を頂いた。ここぞとばかり自前でお湯を沸かし、カップめんを満喫する姿も少なくなく微笑ましかった。またワンちゃんも登山していた。結局行き帰りで計3匹もすれ違ったのだが・・。
下山してまだ14時にもなっていなかった。これはお手軽だ。帰ってもう一仕事できそうだ。ただ「お前はもう死んでいる」状態で明日が気になる僕の両脚よ。
 
Oct. 26, 2001 「仕事が出来る」という事の一見解
就職してからずっと自問自答の日々を送っている。誰にも唯一平等に与えられている「一日24時間」という時間をどう使うのかという事。私個人が何に価値を見出し、その事の為に時間をどう使うのかという一言に尽きるのだが、集団が共有する価値について、私の考えと他者の考えが一致しない場合に苦悶が生じる。
仕事が出来る、という事についてこの問題が付きまとっている様に思えてならない。
能力、それはそうであるが、結局は時間なのである。かけた時間に比例し、それは努力の時間に相違ないとして、能力が身につき仕事が進行するのが事実だ。一日10時間しか働かない人と、一日15時間働く人とでは単純に能力・習熟度にも違いが出来てしまう。例えば私が夜22時に区切りを付けて帰宅したとして、26時に帰ったメンバーがその4時間の間で他のメンバーと何か有意義な相談等が出来た場合、私は翌朝、否応なく浦島太郎状態であり完全に遅れをとってしまう形になる。この日々の積み重ねが、決定的な差となって仕事上の関係となって表出してくる訳である。
価値をどこに置くかであるが、人一倍では間に合わず、時間を捧げた人、人3倍くらい働いて初めて抜きに出る訳である。毎日徹夜に近い状態で働いている人などには、かなわないというより、ついて行けないとうのが正直な気持ちである。例えれば、幹線道路は60km/h制限なのだが、流れは80km/hであるのが現実で、身近な周囲の仲間は100km/hで過ぎ去って行く訳である。給油もせずに。その100kmが当然の世界で自分の価値を持って存在出来る空間は、果たしてあるのだろうか?という疑問に苛まれる訳である。良し悪しの問題ではなく、一日15時間働く人に、ある観点からの「仕事が出来る」という意味において到底足元に及ばないと降参せざるを得ない。その世界では、10時間普通に働く人には、それなりの仕事しか与えられなくなるからである。
私の気持ちは、仕事の出来る男になりたい、と思う反面、仕事に割ける時間は12時間までしかどうにもならない、としてしまった場合、それで終わってしまうものへの事である。
 
まとまらないが、がむしゃらにやる、そのがむしゃらとは自分にとって一体どういう意味があるのか、と疑問に思ってしまう現状を話すまでである。私は一日15時間を仕事に捧げることは出来ない。しかしそれをしなければ「仕事が出来る」ようにはなれない。どうにも首の回らない状況である。結局10時間しか仕事をしないということは「仕事が出来る」様になる事を放棄している行動なのだ、と言わざるを得ない気がするのが辛いのだ。
 
Oct. 25, 2001 たまには?ダメ人生
睡眠時間と遊び時間とが逆転してきている。今日は遂に水泳の練習をサボってしまった。というか、眠くてだるくて、水に入ろうものなら昇天するであろう勢いである(何の勢いだ?)。はあ、仕事も21時くらいでお腹一杯。廃人モード突にゅー。そして金星は昇るぅぅぅ・・・。
 
Oct. 24, 2001 楽しみと言えば・・
最近は会社の内部が諸事情で大変なので、なかなか他に気が回らない(ゲームしてる場合ではない(大爆))のだが、楽しみと言えば、週末の土曜日に氷ノ山へ登山することだ。はっきり言って休みなのでゆっくり家で休みたいところなのだが、季節を楽しまない手はないので思い切って飛び出すのみだ。最近NHKのニュース10(藤井アナの大ファン・・聞いてないか・・)のお天気コーナーの前に全国各地の紅葉の様子を綺麗に放映しているが、これに本当に感化されるよなあ。綺麗だもんなあ。見に行きたいと思っちゃうよなあ。んで元気になろう。
 
Oct. 24, 2001 CHARA
今週の金曜日は県民文化会館で「CHARA」のコンサートがある。今日になって知ったのだが、チケットはまだ完売になっていない。ちなみに31日の「中島みゆき」のコンサートはとっくの昔に完売になった。・・うーん、CHARAか。数年前だったら旬(マイブーム)だったんだけど、最近は聴いていない・・。全国16ヶ所のコンサートツアーに鳥取が折角入っているのに、勿体無い気もするけど。チケット余って席が空いていたら、やる側もがっかりだよなあ。田舎に来てくれなくなるよなあ。うだうだ。
空席で思い出したが、大祭で「久松史奈」を呼んだ時、がらがらだったよな。あれは最前列をガメていた身としてもかなり興醒めだったなあ。最近の大祭はどうなんだろう。アーティスト呼んでいるのかな?

 
Oct. 23, 2001 なぜ・・
平均睡眠時間が4時間程度のここ数日、もうろうとしている。社会人意識が下降気味だ。人生何事も経験ということでゲームにはまってみているが、非生産的作業にこれだけのめりこむ事の意味を考えている。否、何かしら生産しているのだろうか・・。小説はエンターテイメントを読む、というのに似ているのだろうか。聞いた所によると、Diabloは英語教育の一環として取り入れられているとか・・? まあ秋なので何でも良いだろう。
 
Oct. 22, 2001 シャトルくん、帰宅
シャトルくんがお帰り!!普段、洗車すらままならずホントごめんね。今日はスッキリした顔して帰ってきたよね。3ヶ月しか経っていないのにオイルが随分汚れていたらしくて、これも換えてもらって滑らかな走りになったね。・・まだ5万6千kmだからまだまだ君は若い!今度の9年車検も頑張ろうね。
 
Oct. 21, 2001 アート・ガーファンクル
「サイモン&ガーファンクル」のアート・ガーファンクルがついに来鳥した。私は特に熱狂的なファンという訳ではないが、一般の例に漏れず、美しいサウンドに耳を傾けたくなる一人ではある。大学の時分にちゃきさんから、確かシングルを集めたベスト版を借りてテープにダビングしたのを覚えている(いまもシャトルくんに乗っている)。
コンサートは途中20分の休憩を挟む、正味1時間半の濃縮的なものだった。約10曲をじっくり鑑賞した。往年の名曲はその重厚さと圧倒的な安心感を持って、会場の雰囲気はため息が漏れんばかりのモードに入った。来年早々に新しいアルバムも出すということで、新曲も数曲披露されたが、落ち着いた美しいメロディーに高く柔らかく透き通った声が乗り、目を閉じると水面にたゆたゆと漂っているような心地よさを感じた。うっかりそのままあちらの世界へ旅立ってしまいそうだった。
そしてついに「明日にかける橋」が熱唱されると、かなり鳥肌が立った。一体全体これは私が生まれる前にブレイクした曲なのか?と疑いたくなるような輝きが衰えることなくここにある。名曲が名曲たる所以を実感させられた。
ただ、ポール・サイモンを欠いた各曲に重唱による輝きはもはや無く、アートが歌うまったく別の曲という雰囲気も否めなかった。・・これはまた別の次元の話ではあると思うのだが・・。
会場は老若男女総交じりの満席で、当然ながら彼の存在がどういうものなのかを肌で知ることが出来た。
 
Oct. 18, 2001 スガシカオ
NHKのトップランナーを観た。不定期にしか観ていないが、ニュースが終わってたまたまスガシカオだというので見入ってしまった。
正直、この人のことは以前から(名前と声だけだけど)知っているけど、実際にどういう人なのか知らなかった。みんなも話題にしていた、SMAPの夜空ノムコウを自らカバーしたのもラジオで何度か聴いて、最近も身近だな、と思っていたくらいで・・。音楽のエリートかと思っていたのだが、28歳で脱サラしてその世界で身を立てようと決心した夢追い人?だったとは、ちょっと驚いた。ユーミンもユースケ・サンタマリアも「等身大のスガシカオ」を意味するインタビューの内容だったが、その通りだなあと感じた。この人素直だし、自分の言葉で語ってるしな。・・頭をかすめたのは「ヲヤジ」の観点であったが、この人はヲヤジ化しているかというよりは「アニキ」の領域を出ない感じがした。最後に「生き急げるうちに生き急ぐ」という言葉が印象的であったが、走れるうちは走り続けて、でもコケればそれもそれとして受け止めて、自分の状況を冷静に見てやっていく人なのかな、と感じた。大人っぽいと言えば失礼極まりないが、さばけているというか、ある種のこの落ち着きがカリスマを生む所でもあるのかも。いずれにせよ、30目前で転身し、好きなことをがむしゃらでやっている人は、熱くて少年のような一面を持つものだとも感じた。
大変勝手な解釈だが、おもしろい人だったので・・。
 
Oct. 18, 2001 久方振りの水中
実に一週間振りに泳いだ。この一週間は内容が濃くて、いろいろな事が起こったし考えた。水泳が日課になっている訳だが、休館を機会にそれを視野外に置いていた。精神的には一ヶ月振りの様な違和感を持ってプールの前に立ったが、・・少し緊張した。・・人でもなんでもそうであるが、一定期間外して、そして次に客観的に接した時どう思うかが勝負だと思っている。これが自分にとってどういうことなのか・・。そう考えさせられるくらい、この一週間はとても長く感じたんだ。
果たして、水に接した違和感は、予想の範疇に収まった。練習も苦痛ではなかった。ごく普通の状態にすぐ戻れた。・・なんともなかった。よかった。

 
Oct. 17, 2001 もう一言だけ。
amazonで気軽に本が買えるが、気軽過ぎて危険である。ワンクリックで確認等をすっとばかしてすぐに配送手続きに入る設定にしているが、これは・・。酔ってサイトを訪問しようものなら、「ほう。」と思ったが最後、「ぽちっとな。」をしてしまう。みんなも気を付けよう。(私だけ?)
 
Oct. 17, 2001 雑感
台風のせいもあり、ここ2日間は自転車通勤を見合わせている。しかしそれ以前に体調がすぐれず、滅入っている。どこが痛い訳でもないが、だるい感じが抜けない。・・。
会社のPC用に頼んでいたメモリーが届いた。ノーブランドPC133・CL3の256MB・1890円だが、何の問題も無く認識できた。既存の128MB(こいつの詳細は失念)との相性が気になったが、杞憂だった。他のメンバーも問題なし。良かった・・。
さて、今週末も訳あって「宴会」が入った。詳細は言えないが、遊びではなく終焉を惜しむ会なのだ。3週連続だが、しっかり務めたい。
 
Oct. 16, 2001 ぐったり
だめだ、、おやすみー。
 
Oct. 15, 2001 名前解決に腐心
このサイト、swimmingoo.com へみんなに来てもらうには、swimmingoo.com が僕のMacに与えられたIPアドレスと一対一であることを登録しておかなければならない。この登録の仕組みにTMTKからご教授頂いたDynamicDNSというものを使用しているが、ざっくり次のような感じである。
@プロバイダに接続するとIPアドレスが割り振られる。これはADSLで常時接続の状態であっても完全に固定したものではなく、たまに変わる。ADynamicDNSサービスで swimmingoo.hn.org という名前を借りていて、もらったIPアドレスがこの名前を指すものだという設定をする(なのでこの名前でもつながるよ)。Bswimmingoo.hn.org を swimmingoo.com という名前に読み替えてもらう設定をする。
ここでAの設定をしたのに、@の通り、不意にIPアドレスが変わってしまった場合に「つながらねー!」という状態が起きてしまう。実際今日の午後に起こってしまったのだけれど、実はこのIPアドレスの自動確認・自動再設定ソフトなるものを導入していないのだ。フリーでhn.orgのサイトをカバーするMac用の自動設定ソフトがあるのだが、バグってて使えないのである。
んでもう一つ、前にお世話になった swimmingoo.ath.cx があるんだけど、これは自動設定ソフトを今でも常駐で動かしていて、こちらにはいつでもつながるようになっている。・・で、午後に切れてしまった swimmingoo.com を(会社から)復旧させてやる為に次の方法が取れた訳だ。
IPドメインSEARCHのIPドメインLOOKUPで、swimmingoo.ath.cx を打ち込んで現在のIPアドレスを確認する。そして swimmingoo.hn.org の設定サイトに行って、これを変更になっているIPアドレスに変更する。ただしサーバからアクセスしている訳ではないので、変更方法は先頭ページの動的な自動検知で済まされず、固定IPアドレス用の設定欄にこのアドレスを書いてロックさせる。さて、数分もすれば、めでたく変更になったIPが swimmingoo.com に再設定されるに至った。ふー。・・設定方法を調べる時間も無くて、考えて思い付くままにやってみたのだが、どうやら回避策になったようで一安心したのだった。
恒久対策としては、確かAppleScriptを使えば「この操作をしてこの操作をして・・。」という自動実行スクリプトが組める筈なので、これで起動したままのIEからAの設定をするようにしてみたい。
 
Oct. 14, 2001 今日のお遊び
昨日今日で音楽への欲求がグッと高まったので、この際一気に遊んでしまおうということで一日中ADSLのお世話になった。いやー、物欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、音楽の秋、etc. 楽しめているような気がするなぁ。気分だけでもそう思えていることが大切だ。
さて、Winampをダウンロードしてきて、初めて「MP3」なるものに手を出すことになる。しかし、少し調べるだけで物凄い沢山の情報が得られますなあ。ソフトを入手出来るサイトへ行っては、とにかく片っ端から落としてみて聴いてみた。インディーズ物もなかなか良いではないですか。知らない世界は深く広く広がっております。しかし以前少し取り上げたインタネットラジオ、これ、このWinampのサイトから簡単にアクセス出来てすぐに聞けるううう。ストリーミングもADSLを持ってすれば・・。いやー、音も悪くはないし、どっぷり浸ってしまった。そして、この「ながら作業」の楽しいことよ。
今日のオススメは「タヌパック音楽館」っすね。みんなも一度聴いてみよう!
 
Oct. 14, 2001 FTPサーバソフト(ローカル用に)導入
実は今日の今日まで、窓達(Windows)と林檎(Macintosh)とのファイル共有を行っていなかった。詰まる所、家LANを組んでいると言いつつ、それを機能させていなかった訳だ。Webにアップするホームページの内容が書かれたファイルなどは、サーバマシンであるMac上で直接編集していたんだな。思うにサーバはサーバであり、直接作業をする場ではないよな。クライアントであるこのTP1+(ThinkPad:窓達)で作業し、サーバへデータをアップするべきなのだ。・・ということでやっとのこと、この環境整備が完了した。
当然ながらMacをホストとして使用する為に、FTPサーバソフトを取ってきた。シェアの「NetPresenz」。コンパネで「ファイル共有」をONにして、このソフトを立ち上げるだけだ。うむむ、相変わらず簡単過ぎるなあ。で、クライアント側の窓達の方は、今まで使っていた普通のFTPソフト(私はFFFTP)を立ち上げてみる。ホストを新しく設定して、接続!うむ、ファイルが見えた!・・ただこれだけのことだが、私の窓達と林檎がやり取りを実現している訳で、感慨ひとしおといったところなのだ。
さて、早速Mac上のデータをごっそりTP1+にダウンロードして、TP1+で作業できる環境を整える。久しくemacsで編集していなかったので、その有り難さを今実感している。キータッチもこのノートPCの方がちょっと感触いいし。あー、満足。そして書き終わったら、IEで表示を確認して、そしてMacへアップ!めでたしめでたし。
 
Oct. 13, 2001 ご購入
ケーブルを固定する為の「コの字型」のクギが欲しくてホームセンターへ自転車を走らせた。クギはすぐに見付かったが12個入りで「60円」であった。30歳の近いサラリーマンが(そんな事どうでも良いのだが)店に入って「60円」の買い物で出てくる、という事に何とも言えない気後れを感じて、店内を徘徊してしまった。何か私が買ってくれるのを待っているモノはないの?・・無い。一周して諦めてレジへ向かった。「60円が一点で63円になります!」はい、10円玉6枚と1円玉3枚、小銭入れを整理させて頂きました。・・小学生の頃、駄菓子屋で50円のアイスを一本買ったような気持ちに戻った。
 
さて、気を取り直してレンタルCD屋さんへ入った。ここは中古CDやら古本も扱う、結構使えるお店である。まず最近ハマリの「北斗の拳」の第1巻を復習してしまった。「岩山両斬波」がすでにダイヤ(だったか)に使われていたのか!と見落とし部分に感心する。そして久方振りに中古CDの物色に時間を費やした。私の方法としては並んでいる順に片っ端から帰納的に物色する。「お?」と思うモノにぶつかれば価格と相談して手に取る。大体にしてこのような物色の時には、500円程度までが対象の相場となる。今日の収穫は以下の通り。まず永井真理子の「Miracle Girl」。この人は私にとって良い曲を沢山残している人であるが、市場では安価で出回っている。強烈なファンまでは行かないので、中古をコレクトするにはもってこいだな。渡辺美里の「Lovin' you」。レコードしか持っていなかったが、10数年越しでついにCDを揃えた。2毎組で別パッケージは初版ではない?実はこの辺は素人。そして川本真琴。97年に大ブレイクしたが、大変安くなっているのでコレクト。うーん(書きながら聴いている)、岡村靖幸アレンジが手に取るように分かって面白い。そして懐かしい。しめて1500円也。
 
Oct. 12, 2001 あー?
日付も変わり午前1時。金曜日だというのに設計にハマってぶざまな姿よ。しかしビルから出て唖然とした。
「あー?!ちきしょー、雨?!・・ったく、俺が何やったっつーの?こんなに遅くまで頑張ったのによ、帰りはずぶぬれかい。あっそ、どうせ俺は『弁当忘れても傘忘れるな』の山陰の掟を破ったよ。先週末は調子に乗ってラヴリーママさんにちょっとだけ浮き足立ったよ。わるかったよ。・・あん?上等じゃねーか。ぬれてやろーじゃねーの。ぜってー途中のコンビニで傘買ったりしねーかんな。全身全霊でぶっちぎって、15分で帰るっつーの。濡れた身体なんか俺の熱さでぶっ乾かしてやろーじゃねーの。・・はあはあ。ちきしょー。」
自転車通勤、これくらいではめげないよ。
 
Oct. 11, 2001 谷間
気力・体力の谷間である。何をやっても上手く行きそうに無い雰囲気に包まれた、辛抱の日である。っていうか、ねむいっつーの。なんなんだよ、この睡魔。秋眠暁を覚えず。
・・ということで一時間に一度は顔を洗いに席を立つ始末で、集中力を全く欠いた一日であった。ごめんなさい。
会社の開発用PCの環境改善で、256のメモリー(133,CL3)を注文した(ちょっと大量)。「大丈夫だよ。」ということで、ノーブラ1890円で勝負!!!みんなで幸せになれるよね、きっと。
あ、自転車通勤、続いてます。一応。(笑)
 
Oct. 10, 2001 自転車通勤2日目
っていうか、たく殿の「営業自転車受難」を伺ってしまうと、自分は「へ」の領域であった。
しかし普通、外回り3時間、充電の切れた電動アシスト自転車に乗るか?がんばって改善して欲しい。(_ _)
ということで夜も更けて23時30分、帰路に着いた。風ごーごーいってるし、人気ないし、腹へったし、帰りの自転車は淋しいものだ。5分もすると、ももに乳酸がたまってくる。サドルは低いままにしているので、ペダルへの踏み込みは足を地面に垂直に降ろす感じでは無く、「スクワット」と「もも上げ」を繰り返している格好となる。これは予想以上にトレーニング効果のある設定なのだ。家に着く頃には足、特にももがパンパンになり、一汗かいている。往復40分の自転車こぎ・・、結構つらいかも(弱気)。
 
Oct. 09, 2001 自転車通勤初日
今年の夏は約2ヶ月に渡って「早起き生活」を送っていたのだが、タイトスケジュールにのまれて挫折してしまった。自転車通勤を機に、少しでも元に戻したい。・・ということで今日は8:00起床、8:30出発、9:00出社での滑り出しだった。まずまずだろう。
さて実はこれまでも自転車通勤というものが皆無であった訳では無い。無論、試みて挫折した事の一つだ。「今度こそ。」と意気込みの鼻息荒く、さっそうとペダルを踏み込んだ。
・・会社まで約20分、特にどうという事は無い。が、椅子に落ち着いた瞬間、「はー。こりゃ一仕事終わったな。」
いや、ぐったり感が襲って来ますね。更に午後から意識が遠のき、週始めにあるまじき状態でしたな。
・・帰りは雨。予報通りなんだけど、初日から厳しいなあ。
 
Oct. 08, 2001 自転車を購入
お袋にホームセンターまで車に乗せて行ってもらった。そして自転車を買い、乗って帰った。
もう決心しなければならなかった。僕の脚は弱体を極めている。弱点を強化しなければ、もう状況打開出来ない所まで来ている。つまり、現状同じ事の繰り返しでは成長は望めないのだ。プラスαが必要なのだ。
しかし時間が無い。・・通勤時間をトレーニング兼用に変えるしか無い。
自転車は変速なしの、ごく普通のシティーサイクル。これが負荷が高くて良いのだ。明日の朝から頑張るぞ! ・・とここまではスイマーの心意気だが、仕事を終えて自転車で帰るという事は、途中で「弥生町」へ寄り道出来る事も意味する。おお、人生の幅が広がりますなぁ。・・一杯やって帰る・・悩めるなあ。
 
Oct. 08, 2001 戦争
米国・英国がアフガニスタンに対して爆撃を開始した。このようなネタを書きたくは無いが、朝からラジオでニュースを聞きながらPCに向かっていて、致し方ない。asahi.comでは「ベトナム戦争より酷い泥沼へ陥る」という意の記事を見たが、そうなってしまうのだろうか。同じ過ちを繰り返すのだろうか。報復合戦が新たなテロと不幸な遺族を増やしてしまうのではないだろうか。しかし、ではどう収拾するのか。
米国傘下の日本で、いつテロが起こってもおかしく無い状況になっていく。自分の周囲の人が傷ついたとしたならば、自分はどう考えるだろうか。
 
Oct. 07, 2001 心守歌
中島みゆきの新譜を購入した。asahi.comでも取り上げられていたが、子供に小守歌があるように大人にも、というコンセプトらしい。相棒がいたく気に入っていて話題が膨らむので、しっかり聴いておこうと思った。
 
Oct. 07, 2001 週末の顛末(下から上への時系列)
■ 土曜日の夜
さて、今夜は先週末のレインボーカップの打ち上げである。僕的に平たく言えば、連夜の宴である。あー、二日酔いが治って良かった!献血で物理的に毒も抜けた事だろう(って、毒を献上してどうする・・)。
林さんと大輔と三人で鮨だ!今夜は林さんの友人が大将の「一貫」。「・・!!やっぱ、スーパーの寿司なんかとは全然違いますね!この鮨!!」んなもん、あたりめーじゃん、という二人の呆れた顔を尻目に、僕は「実感」を噛み締めて感動しきりだった。大体、鳥取に帰ってから鳥取で本当の鮨を口にしたのはいつ以来だろう。
日置桜の冷酒を頂きながら、水泳の話を中心に時間をゆっくりと過ごした。その中でマスターズのクラブチーム名をオリジナルで考えよう、という話題になり、次のネームが考案された。「水酔睡」・・・もちろん「すいすいすい」と読ませる。およいで、よっぱらって、ねる。マスターズの心意気をこれでもかと表現し切る素晴らしい名称だ。これは全国のマスターズ登録に使用される運びで、来年の4月に日の目を見る事だろう。断っておくが、これは林さんと大輔が考案したものについて私が納得したものである(笑)。
二次会から練習を終えた女性陣が参加する予定であったが、これはお流れとなって、三人で仕方なく「ムフフ」な時間を過ごさざるを得なくなった(笑)。林さん曰く「昨夜はイマドキ系」だったので「今夜は落ち着き系」で行く事になった。そして初めて「輝(あきら)」へ入った。
店内はすごく広く感じた。高い敷き居が無く空間が開けていた。少し人数が多くても包容してくれる感じだ。しかし林さんの表現は的を射ている。ママを始めとする女性はシックな黒を基調としたスーツで身を包み、整然とした印象を受ける。昨夜のお嬢達とは全く次元が異なる。ママのあきらさんは僕の4つ下なのだが、どう見てもお姉さんにしか見えない。すみません、一目でファンになってしまいました。m(_ _)m 僕としたことが主観的にのぼせてしまうとは、珍しいことよ。
ということで、水泳狂の体育会系集団な僕達ながら、どういう話の転換か、インターネット方面の話になった。水泳のネタでホームページを開設している、という所からだったと思うが・・(ごめん、実状、こんな日記ページである事は説明した筈)。「すいみんGOO!!」のURLと、僕のメールアドレスをメモした。「ほんとはね、私もホームページを作ってみたいんだけどね。」「ホームページビルダーを持っているんだけど・・。」待ってましたとばかりに「私にお任せ下さい」モードへ突入した。お調子者の本領発揮である。あきらさんのメールアドレスを教えて頂き、テンプレートを送るなどのサポートを約束した。・・ま、飲みの席での話なので、あきらさんがどこまでやろうとされるのか分からなかったが、上に用意したように、とりあえず補助できる環境を整えようと決心した次第である。サイトが立ち上がるといいな。
日付けもそろそろ変わる頃、身も心も少々ほてって秋の夜風は心地良かった。
「・・そういえば午後に献血に行ってな、看護婦さんがな、・・・」・・僕の御機嫌に、大輔は(またかよこのオヤジ)という風に突っ込みを入れた。
 
■ 土曜日の午後
15:35に血液センターに着いた。覚悟はしていたが、同業者が沢山訪れていた。しかし幸いにも「待ち」をせずに済んで、献血へ取り掛かる事が出来た。あ、小林さんは居なかったな。ちょっと残念。事前検査の採血、「お昼は食べましたか?」「はい(うん、ついさっきだけど食べたは食べた)」「疲れとか睡眠不足とか無いですか?」「う・・寝不足っすね。」嘘がつけない損な性格よ。しかし体調が少々悪そうでも献血が中止される風向きになる様子は微塵も無かった。明らかに見た感じで僕は健康体であり、少々の寝不足と本人が告白したからと言って「そうですか。しっかり寝て下さいね(うふ)。」と会話の領域を出ず、着々と準備の手は動いているのである。・・そんな事より、僕はお腹の調子がすこぶる悪かった。僕にとって飲んだ翌日はそういうものなのだが、あの椅子というかベッドに一時間固定されるのは少々恐怖なのだった。しかしここに至ってそんな軟弱な事を言うのは何か恥ずかしかったんだな。冗談で言ってしまえば良かったんだけど、この症状については「え!!じゃ、やめましょう。」とさっくり方向転換される危険性も無きにしもあらず。せっかくここまでボランティアに来ているのに、却下されるのはやはり淋しいと言うものだ。
・・・などと一人でぶつぶつ考えながら、結局落ち着く所へ落ち着いたのも束の間、「ぎくーーーー!」と内心叫んだ。何と準備をしてくれているのは若い看護婦さんなのだ。・・何で叫ぶかって?そりゃあんた、若い看護婦さんの「針刺し」は恐怖以外の何物でも無いです(これ本音m(_ _)m)。ベテラン看護婦さんの安定感のある刺しっぷりが、大船に乗った気分で居られるものなのだ。「すみません、失礼します。」鈴木さん(しっかりチェック)が刺す前から申し訳無さそうに優しく接してくれる。「はい・・。」あー、神様、僕は何十回刺されてもこれだけはどうしても好きになれないのです。どうか少しでも痛くありませんように。
「・・お?!」
思わず声が漏れてしまった。うめきではなく、感嘆の声が。
それは形容に難いくらい滑らかな感触だった。究極な丁寧さと慎重さを持って、その行為を静脈は実に静かに受け止めたのである。最も分かりやすく言えば「いたくない。」だったのだ。後に刺し口を観察すると、無数の針後で硬くなってしまった血管上の皮膚から少し外して、傷跡の無い所を刺してあった。硬くなった部分には刺しにくく、痛い事は看護婦さんも僕も経験上知っている。素人の私見だが、しかしその箇所は刺し易くてそうなってしまっている訳だから、それを外して上手く刺すのも面倒な事だろう。それを丁寧にやってのけてくれたのだ。刺さっている違和感もほとんど無く、ここ最近記憶に無い「痛くなさ」であった。ほんと。
・・少し眠くなって目を閉じていたり、手元の文庫本をぱらぱらしたりで、今日は50分間のお勤めを完了。鈴木さんが後処理をしてくれる中で、「いや、ホント、刺すの上手ですね。痛く無かったっすよ!」「ありがとうございます。・・でも日によって違うんですよ。」なんて素直な人なんだ。確かにその時々、いろんな血管に際して違うものなんだろうな。僕は何故かラッキーだったんだな。
血液センターを後にして、お決まりコース、ジャスコへと車を走らせた。
 
■ 土曜日の朝
白木屋から家へ着くなり、激しい頭痛に襲われる。・・眠い、痛い。でも気持ち悪くはなかった。・・今日のハイキングは無理だな・・。今日の予定を思考しつつも、布団に深く沈み込んだ。
どのタイミングで目が覚めて行動したのだろうか。ひろっちへ「今日は断念」とだけ僕の状況を伝えて、外界への道を断った。そう、今日は会社の有志でハイキングへ行く予定だったのだ。無論、今ある状況は事前に察知していた訳で、「起きれたら」という事で皆に伝えていた訳ではあったのだけど。
そしてまどろんでいると血液センターの小林さんから電話が入る。「A型が不足してるんです。来て頂けないでしょうか。。。」・・うん。午後の予定は無い。15:30で良いのなら、行きましょう。小林さんに頼まれて行きたく無いなどと言えませんよ。「体調はよろしいですか?」「あ、二日酔いですね。・・関係ないか。あはは。」眠っている脳みそを何とか回転させて冗談の一つを何とか出せたと思ったが、のどが潰れたガラガラ声で(こいつ遊びが過ぎてるな)と墓穴を掘るのは簡単過ぎた。
そして再び深い眠りへ・・。
 
■ 金曜日の夜
久方振りに開発室での打ち上げ。上期も何とか終了し、各チームで一段落ついたところは打ち上げとなり、新人の五十嵐くんは正社員になっておめでとう!であり、派遣の小林さんを歓迎する盛大な宴となった。
一次会はINDYで。マスターのとみさんは相変わらず元気そうで良かった。・・最近のマイブームが周囲へ波紋を広げる中、軽くビールをあおってからは、その方面の話題で沸騰しきっていた(と記憶している)。廣江さん、村松さん、五十嵐くんからの有益な情報を少しずつ消化しつつ・・。特に今朝話題になったUPS(無停電電源装置)については五十嵐くんの導入記を更に聞くにつけ、「俺も入れる!」と鼻息が荒くなってしまった。HDDも40GBが一万強、ノーブランドDIMM128MBが890円!?という御時世、ハードの弱体を嘆いているのは時間の無駄であり、即刻行動を起こすのみなのである。まだまだ「えせ」だけど、サーバの環境を充実させてやる!!・・そんな調子で今日の料理が何であるかなど一向に見向きをする事も無く、時はすでに21:30を回ろうとしていた。
笑われちゃうけど・・その夜は秘かに自己革新への計画があった。僕の永遠の憧れは「粋人」である。それに一歩でも近付く為に、現状打開へ踏み出す決心をしていた。(PHSを携帯するようになってから、このツールの威力を実感している。ちょっとした新しい試みも何とたやすき事よ。)・・二次会はいつもの所へ行かない。新規分野開拓。・・まずはここから。
情報収集は社外の情報筋(林さんなんだけど(笑))から。そして大義名分は太田Lの御所望。私の暗躍は思惑通りに進んだ。そして今回は「エルフィン」を選択する事となった。それいゆビルの前まで来て、お迎えに来てもらう。リーダーも大喜びだ。しめしめ。今夜はかなこさんとまゆみさんがお相手をしてくれて、至極楽しい時間を過ごす事が出来た。五十嵐くんは初めて会う若い女性と話をするに慣れないのか、岩の如くカチンコチンになってしまい、どもっている様に大笑いさせてもらった。しかし二人とも18歳とは、僕もすでにおじさんだよな。しかし今日は口が滑らかだった。このような若い人達と国が違うくらい隔絶した世界に生きる僕は、その未知の領域に関して話をしてもらう事が何より興味深かった。テレビなどで観て社会状況を知る事も然る事ながら、生身に実際に触れる事の大切さを実感する。五十嵐くんへの「機械ばかりじゃなくて、人間も相手にしないとね。」は自分への言い聞かせでもあった。それにしても意外と共通点を見出す事が出来たんだよな。しかし若人よ、趣味は持ちなさい。何でも良いから。かなこさんの携帯番号を教えてもらい(しかしどう使うんだ?)午前2時べったりまで過ごして三次会へ・・。
農協会館の脇を抜けると屋台のラーメン屋があった。ほう、こんな所にも出しているんだね。お客さんも沢山居て、既に座るスペースは無かった。とりあえず試してみる!・・とお客の一人にママさん風の中年女性が何やらゴソゴソしている。「うほお?!」何とママさんの高そうな財布から出て来たものは「五百円札」!そればかりでは無い。伊藤博文の千円札、聖徳太子の一万円札、全て旧札が揃っているではないか、それもピン札で。この人、いつも小ネタとして持ち歩いているな!と勘ぐりつつも、「すげー!なつかしすぎー!」と完全に術中にハマって楽しんでしまった。ああ、しかし何かそんなに大昔でも無い筈なのに、古風で存在感のあるお札に見えたなあ。
そんなこんなでラーメンが出て来た。「うまい!」五十嵐くんの開口一発。「むむう。これは確かに旨いぞなぁ。」酒に酔っている時のラーメン程美味しく感じられるものはないのだが、客観的な思考を振り絞って、これは明らかに美味しかった。いやあ、いつも通らない道をちょっと歩いてみるものだね。良い発見だった。
腹ごしらえも出来たところで、いよいよ白木屋で朝を迎える準備に入る。
・・眠気は最高潮に達していた。平日の夜に水泳の練習とサーバに関する情報収集とで睡眠時間も削り取っている生活では、最後の馬力も出ないもんだな。疲れが如実に表出する足関節の鈍痛もにぎやかなものだ。リーダーと五十嵐くんと三人でささやかに正社員おめでとうの続きを行う。部外者の居ないこの場では、仕事に関する各自の思いが噴出する事となった。僕は僕なりの前向きな、しかし言いたい放題の内容を吐いた。少しは直接毒抜きをしておきたかったのだと思う。リーダーは寛容な人柄で、いつも若造の言い分もとにかく聞いてくれて、いつも感謝している。 ・・5時になったようだった。僕は珍しく意識を失っていて起こされてしまった。

 
Oct. 06, 2001 飲んで飲まれて・・
今朝5時まで大いに飲んでしゃべって、そして今夜も19時から飲みです。いやぁ、秋を満喫。楽しいなあ、眠いなあ。
 
Oct. 02, 2001 ピンクでゴー
レインボーカップでは、それは沢山の鳥取には無いものが売られていた。水泳関連グッズが格安で!ここぞとばかりに衝動買いしまくり!
ということで今回のお気に入りは蛍光ピンクのSPEEDOメッシュキャップとピンクのSPEEDOレース用ゴーグルっすね。
キャップには大会記念Tシャツ(無論これも購入)に入っているカラスのキャラクターが入っていて、Good!!大体半年も使うとへたってくるので、気付いた時にこまめに買って使い回しが基本かな。マンネリズム打開、気分転換にも役に立つしね。
しかし目からウロコだったのは、やはり「ピンクのゴーグル」だな。このSPEEDOのレースモデルは僕の顔にピッタリきて、この上ないお気に入りのもので、全色そろえてもいいくらいの逸品。しかし色的に、長い人生でスモーク系(黒)しか使用した事の無かった僕は、ピンクなんぞ奇想天外だった。・・つけてみてビックリ!!「おー!世の中こんなに明るかったのか!!」しかも視界はクリアー。スモークじゃないから当然か。練習してて暗い気持ちになっても、これは前向きにもなれそうってもんだ。
しかし、端から見ると、ただの変な奴だな。
 
Oct. 02, 2001 名月+1日
確か昨日が満月で「中秋の名月」だったが、鳥取ではあいにくの雨であった。今日も曇りがちながら、一日遅れの綺麗な月を見る事が出来た。お袋が団子を作ってくれたので、気分が出て良かった。ちょっとした事で季節感を満喫できるもんだな。
 

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